スエズ運河の幅は、思ったよりも広かった。狭いとことでも100メートルくらいはある。また途上に大きな湖が3つあった。とても運河とは思えなかった。運河の長さは、約150キロで、船は時速15キロであるから、通過するのに、10時間はかかったが、とても順調に進み、途中での停泊も極端に少なかった。ポートサイトは、運河のほぼ終点に位置する。幸い、ポートサイト着岸は、午後10時から午後3時と大幅に早くなったことから、着岸後街並みを散策する事ができた。部屋の仲間3人と、二人の女性、5人で出かけたが、途中で3人(女性)が合流して、計8人に成った。増田さんも加わり、香港の時のように珍道中が始まった。誰かが、お茶しようということになり、その場にあった、ケンターキフライドチキンに入った。皆の飲み物を頼んでいると、一人の男性が、私がケアーしますと言ってきた。どなたですかと尋ねると、店のマネージャーだと言ったので、了解し、ドリンクと食べ物を注文することにした。ただ一人、チキンが食べられない人(増田さん)がいたことから、メニューを持ってきてもらい、別なものを探す。ふと、アップルパイが目に飛び込んできたことから、増田さんに伝えたところ了解とのこと、これで全員分の注文ができた。皆が食べ始めたところで、価格をマネジャーに訪ねたら、45ドル50セントとのこと。八人で割れないので40ドルで了解が取れた。一人5ドルに成り、皆から徴収し、マネージャに渡す。水彩画チーム参加者から水彩画用の画材を買いたいと言われたので、マネージャに聞いてみたところ、私が案内してくれるとのこと、その申し出に、お願いすることにした。地元の人達が利用する店で画材に関する物は何でもあり、価格も安かった。仕事中に関わらず案内してくれたマネージャーに感謝。