今回初めての一人旅である。行先はクロンボー城である。列車で一時間の旅でコンビニで往復の切符を買う。駅には切符の自動販売機しかない。ローカル駅のためか、駅員が一人も見当たらない。何とか列車に乗り込むと、車掌が来て切符を確認し、スタンプが押していないと言われ、次の駅の自動販売機でスタンプを押すようにとの指示があった。何分停車するのですかと尋ねたところ、二分との回答あり、それならば何とかなると思い、一旦列車をおり、自動販売機でスタンプを押し、列車に戻る。車掌が確認後OKとなる。約50分で到着、そのまま列車を降りても改札が見当たらない。何とそのまま外に出られた。日本とは大違いである。それからクロンボー城を目指す。約15分で到着。時間は10時である。だが開城するのは11時とのこと、待つこと1時間。早いからツアー客は一人も来ていない。いつもだとガイドに早くするようせかされるが、今回はそのようなことがなく約2時間ゆっくりと堪能することができた。このお城は海峡通行税の徴収拠点として造られたもので、その後、通行税が取れなくなったため、次の手段として、シェイクスピアのハムレットの舞台とし有名になったお城でもある。中でもボールルームがとても素晴らしかった。ボールルームとは謁見の間として、また、社交ダンスをするための大広間のことである。