• 57 荒居閻魔堂阯 あらいえんまどうし


碑の説明

滑川(なめりがわ)下流(かりゅう)閻魔(えんま)(かわ)(しょう)スルハ、往昔(おうせき)()(あたり)閻魔堂(えんまどう)アリシタメニ(しょう)ゼシ()ナリトイヒ、()(どう)(のち)(やま)(うち)(うつ)サレ(いま)新居(あらい)山圓應寺(ざんえんのうじ)(しょう)ヘラルルモ、()移轉(いてん)年代(ねんだい)(つまびらか)ナラズ。

昭和十三年三月建    鎌倉町青年團



閻魔(えんま)(どう)は、現在は、建長寺(けんちょうじ)のはすむかいにあります。十王(じゅうおう)の像を安置し、年中公開。閻魔は死人を一旦は地獄におくり、すぐさまお地蔵(じぞう)(さま)に姿をかえて、罪人を地獄から救い出すという。


〔参考〕

閻魔堂は現在、建長寺のななめ向かいの、子袋坂上にある円応寺として移建されている。始めは由比の郷、見越岩の荒居閻魔堂。次が由比ガ浜、子袋坂上と移動しています。


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