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鎌倉(かまくら)十(じゅっ)橋(きょう)ノ一(いつ)ニシテ、往昔(おうせき)此(こ)ノ附近(ふきん)ニ針(はり)磨(すり)(針摺(はりすり))ヲ業(なりわい)トセシ者(もの)住(す)ミニケリトテ、此(こ)ノ名(な)アリトイフ。
昭和十三年三月建 鎌倉町青年團
針(はり)は、鍼灸(しんきゅう)術の鍼(はり)のことで、その職人が住んでいたことからの命名であるという趣旨です。職人の名は我入道(がにゅうどう)、伝不詳の人物です。ご存じのお方はご教示ください。
〔参考〕
極楽寺坂から稲村ガ崎に向かって、だらだら坂を下り、稲村ガ崎へはまた登り坂になる所に針磨橋がある。この橋の下に極楽寺川が流れている。