• 板橋宿

東海道が海沿いならば、中山道は、山あいを進んでいきます。中山道第一の宿場板橋宿へ向かう途上、まず、目を引くのは、神田明神でしょう。さらに歴史ある東大赤門を右手に進んで行きます。その先の巣鴨には、江戸ろく地蔵のひとつが安置された真性寺や、とげぬき地蔵で有名なこうがん寺を中心に、商店街が賑わいを見せています。巣鴨商店街の活気を抜けて、JR埼京線の板橋を過ぎると、中山道最初の宿場、板橋宿に到着。板橋宿は江戸の玄関口である、江戸四宿の一つ。本陣は仲宿に1軒、他に脇本陣が2軒、旅篭は50軒

中山道最初の宿場。板橋宿手前の庚申塚付近を描いたものである。土手に立つ石碑は現存している。右の木の下では馬子が馬に草鞋を履かせ、かごかきはここで降ろし女客に頭を下げる。ここから本格的に旅が始まるという活気ある雰囲気を描いている。


日本橋 中山道の起点


日本国道路元標 街道の起点を明示



鐘撞堂跡 時刻を民に知らせる鐘


神田明神 江戸三代祭り



真性寺 江戸六地蔵の第四番


東大赤門



縁切り榎(男女の悪縁を切りたい)


板橋 鎌倉時代にその名が明記



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