坂本宿は碓氷峠の館であるところから「坂本」となる、坂本宿は上州路最後の宿、江戸から概ね5泊目にあたり、束に碓氷の関所、西に難所碓氷峠を控え大いに賑わった、宿並の完成は1625年と後発であった為、整然として、る、坂本宿は飯盛も多く「確氷時で坂本見れば女郎が化粧して客を待つ」とうたわれた。1843年の中山道宿村大概帳によれば、坂本宿の宿内家数は162軒、うち本陣2、脇本陣2、旅籠40軒で宿内人口は732人(男376人、女356人)。
小さな家が立ち並び、家の前に水路があります。背景の山は刎石山で、この宿場を通過すると碓井峠に達する。