• 中山道旅日記第9回

2017年11月27日から11月29日の3日間の旅


コース名:中山道六十九次自転車で京都 松井田から下諏訪 約120km

追分宿がとても整備されていた、道路は全面石畳みだし昔の面影がそのままのこっていた。街並みは茂田井間の宿も良かった。 初めての自転車での中山道サイクリングを楽しみました。正直疲れました。でもどこか心地よい疲れです。

今回は3日間で約150kmを走破したことになるが、高低差を考慮せずに立てた無謀な計画であった。これからは自分で各宿場の高低が分かる地図作りも合わせ行わなければなりません。一つ目は、碓氷峠越えである。碓氷峠登山口に12時に到着し、それからの登山であり、しかも自転車での登山である。つまり自転車を押し上げての登山である。碓氷峠がこんな所と知っていたら、こんな無謀なことは、していない。ほとんど休まずに、頂上を目指し、午後4時に熊野神社に到着した。8kmの内自転車に乗れたのは約700mである。従って1kmを25分費やし、4時間も掛かってしまった。熊野神社から軽井沢までは、普通の自動車道で下り坂の為ほとんどペタルを漕ぐことなくすんだが、今の時期では、4時半には暗くなる。まさに闇の中を全神経を研ぎ澄ませながらの走行であった。(自転車用携帯ライトを家に置き忘れたため)。

3日目は、望月宿から下諏訪までの48km走行であるが、なだらかな上り坂であったが、ほとんどで自転車とともに歩いた。 旧中山道は国道142号線の男女倉口から右に曲がり旧国道へと入って行くのだが、ここの標高が既に1,100m,和田峠の頂上が1,531mなのでその標高差は430mほど。 予定では、12時着であれば、ここも登山道を目指そうと思ったが、笠取峠越えが思いのほか難儀して到着が14時半であった。 登山道を諦め、旧国道を使用したが、和田峠の頂上にあるトンネルを通過したのが既に17時を回っていた。勿論日が暮れ月が出ている。白いガードレールと道路上の白線を頼りに、ひたすら降りたが、スピードは出せない、下諏訪駅にたどり着いたのは6時25分であった。予約していたバスは6時14分辛うじて間に合わず。翌朝の4時31分で帰ることにした。従って2日目の望月宿のみ陽のある4時に宿に到着したが、望月宿と茂田井宿は3日目に持ち越した。それが、下諏訪到着が遅れた原因にもなった。今後の教訓としては、1日の走行距離は50kmを35kmとする。そうすれば、お昼の休憩も1時間は取れる事になる。

でも中山道難関の2箇所の峠、碓氷峠と和田峠を攻略できたのは収穫であった。それにしても、和田峠の頂上付近の道路が濡れていた、雪の塊が残っていた。既に積雪があったということである。それにしてもこの3日間は晴天であったことが幸いした。次回の計画は5月になると思われる。今回は詳細な地図を作ったことが幸いし、見るべきところは見ることができたということと、写真も撮影できた。中山道の動画も新町宿まで終了していることから、今回の倉賀野宿から作れば、和田峠超えまで作成できる。28宿泊が完了となる。残り、31宿である、来年の中頃の完全制覇も夢ではなくなった。
それにしても自転車が走行できるには、下り車線のみであることも分かった次第である。50番目の伏見宿あたりから自転車の威力が発揮されると思う。道が平たんであるから。後、21宿は老体に鞭を叩きながらの進行になる。
今回の宿場でとても気に入った宿場は追分宿は整備が行き届いていたこと、茂田井間の宿は昔の面影が存分に残っていたことである。これからもそのような宿場が数多くあると思われることから、ますます中山道が好きになってしまった。又1,500mの高地を自転車走行できるなんて思いもしませでした。2度とも日暮れてからの走行のため、次回は陽のある時間帯に走行し、思う存分醍醐味を味わいたい。

今回は、セブンイレブンの人達に感謝したい、トイレを使わせていただいたことと、道を懇切丁寧に教えていただいたことである。ここから2つ目のセブンイレブンのところを、左折してください、そうすればホテルに到着しますとか、次のセブンイレブンのところを右折してください。とかとてもわかり易かった。道端でのお年寄りの人たちともいろいろと教えてもらった、夜、学生のカップルに下諏訪の駅を聞いたら、気さくに教えてくれ、再度あった時に下諏訪駅わかりましたかと聞かれ、今行ってきました。そしてバス停も見つけましたと答えたら喜んでいました。バス停の案内図が下諏訪駅を起点として書かれていたため。今回の全ての人に感謝である。上岡さんにも教えて頂いた中山道道中記の地図を元に地図を再作成したものに史跡の写真を貼り付けたものが、宿場を回る上でとても参考になりました。ありがとうございます。


今回の全ての人に感謝である。上岡さんにも教えて頂いた中山道道中記の地図を元に地図を再作成したものに史跡の写真を貼り付けたものが、宿場を回る上でとても参考になりました。ありがとうございます。


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